Beethoven Piano Concerto No. 5  









初めて彼女の前でHornを吹いた。











そして







私の大好きな




彼女のベートーヴェンのワンフレーズを一緒にやった。






























楽しくて震えた。











嬉しくて興奮した。



























今度は





何か違う曲を一緒にやろうと言って下さった。























あと10年、一緒に過ごせるだろうか。
























急げ イソゲ いそげ











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On garde le sourire.  










笑ってほしい人がいたから





手紙を書いた。














笑ってほしい人がいたから




ティラミスを作った。




















迷いのない笑顔。





疑いの無い笑顔。





信頼のあかしの笑顔。





まっすぐな笑顔。





















私は今まで以上に






にっこり笑っていようと思う。
























自分ができる小さなことは




見渡せばたくさん。














「どんな時も笑顔だよ」







友達が出発の時にくれた言葉。














たくさん一緒に笑いたい。




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待てば海路の日和あり  




またひとつ年を取りました。







思いがけずお花を頂いたり

お菓子をもらったり



心温まるメッセージを頂けて

幸せな一日でした。





みなさんどうもありがとう。














一日だって


同じ自分、同じ世界は存在しない。





日々変化していること。




そんな新しい自分と世界を発見すること。













子供がものすごいスピードで成長するのは

日々が新たな発見だらけ

だからなのかもしれない。





毎日

目を輝かせて

新しい世界にワクワクしている。







世界なんて

宇宙なんて

とんでもなく広がっているのに

何でも知ったような気になるなんて

もったいない。









発見


発明


発達


発信



















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Il parle avec passion. 『musique est la passion』  












先生の作ってくれたごはん。















美味しくなかったけど














めちゃくちゃ美味しかった。
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行雲流水  







テキサスの母親から荷物が届いた。




寒がりな私の為に





靴下12足、手編みの帽子、手袋、ブーツ、朝鮮人参紅茶(飲むのが恐い)・・・などなど。





大きなダンボールいっぱいに。














いつもいつも



手紙やら 何やらと せっせと送ってくれる。












そして




いつもいつも 






励ましてくれる。

















昔は



音楽やることに あれだけ反対だった人が





今は応援してくれる。



















見返りを期待しない 母親の愛情というのは 本当にすごい。













この愛情に何度救われただろう。

















最近、物忘れが多いようで





「アルツハイマーかもしれない」などと 恐いことを言う。













今、



世界で一番




私のことを愛してくれているのはこの母親で




きっとこの先もそれは変わらないと思う。















年に一度か



2年に一度しか会えない彼女は



見る度に白髪が増え



背中は まあるく そして小さく・・・



















毎回




会えた嬉しさと共に




何ともいえないせつなさが押し寄せる。



















自分のことだけを考えて 日本を飛び出してここまできたけど









彼女が元気なうちに




何か感謝の証を残せるような







そんなことが 音楽でできるように 。


















この2年間は私にとって 自分の為だけに費やした時間だった。






でもその2年間 母親は 私にたくさんの時間を費やしてくれた。


















ふっと母親を感じ








支えられていることの強さに 




涙が止まらなくなった。























立ち止まる瞬間。
















海が凪ぎ







風が凪ぐように













波風だっていた心が











凪いだ。













愛情は最高の薬。





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殻  











踊ったり












歌ったり














教室中をぐるぐる動き回る Monsieur Daniel.















お代はいらないと無料でレッスンしてくれる。






















彼の精神の高さ。











情熱。

















帰りの電車の中





















涙が止まらなかった。



















演奏する度に 












感じていた 自分の中の殻。
















彼のお陰で













その殻にヒビが入った。



















こんなものを受け取ったら
















人は


















変わらずにいられなくなる。






















脱帽。





















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出発進行!  
















「あなた・・・ これ、 動いてるんじゃない?」


















「はい・・・ 降り遅れちゃいました・・・」














お見送りに駅まで行ったつもりが


荷物を載せている最中に電車が出発・・・。














そうです。





降り遅れました。電車から。














乗り遅れたんじゃなくてね。




















パスポートも無い。


所持金10ユーロ。


すっぴん+素足。
















「もうこのまま一緒に行きましょう」








ということで





31日から4日まで彼女のベルリンの家にお邪魔してきました。













電車の中から慌ててバイト先に電話し




「お前バカか!」 と言われ(その通り!)








ベルリンに行っても行く先々で



「この子、降り遅れちゃったのよ〜」 と紹介して頂き



皆さん失笑(自分も失笑!)














コート、バック、マフラー、靴下、靴、真っ白いパンツ・・・。




全て支給して頂いた旅となりました。













少しのドイツ語を覚え


親切なドイツ人に知り合い


美味しいドイツ料理を食べ













音楽をやる上で一度は行ってみたかったドイツを


こんな形で訪れられるとは


ラッキーとしか言いようがない。。。




















今日こそは バカな自分に乾杯!!























いつ何が起こるか本当に分からないですよ、皆さん!





パスポートは常に持ち歩きましょう!





なんていうのは大袈裟ですが






















いつでも旅に出られるように。







と思ったのも一瞬、







旅はもう始まっていて
















いつでも出発できるように。








と思ったのは束の間、







実はもう出発していた。




































生まれたときから 私達はもう出発していて









みんなもう旅の途中なんだよね。












そんなことに気付いた珍道中。














毎日が出発で






人はその日を旅してるんだ。











へこたれても




そんな気持ちで明日を迎えたいと思えた旅でした。











出発進行!!



















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tabibito  












初めて彼女と会った場所。




ちょうど2年前のこの時期。











テーブルと椅子が



あの時と同じセッティングになされていて 嬉しくなった。





















色々なことが起こって












前みたいに一緒に散歩したり





お茶したり





映画観て泣いたり・・・










そんなことができなくなってきて。





























淋しかった。















彼女に会おうと思うと常に誰かいる。












私は人に媚をうらないし




そおいう類の人間が苦手だ。













そんな私に








状況は





難しくて複雑だった。




























眠れない夜





私がフラッと訪れると




あくびをしながらお茶を淹れてくれた彼女。







ただ黙ってお茶を飲んで


おやすみなさいと言って帰った私。










何も聞かないで


温かいお茶を淹れてくれた あの温かさ。

















そんなことが私の支えだった。


































そんな彼女が出発する。


























相変わらずタバコを吸って








猫を撫でて








甘いものが好きで・・・



























最高に愛しい人だ。

















まるで私は




旅人の帰りを待つ




恋する乙女状態。















たとえ混沌とした世界でも




まっすぐに向き合っていたい。




これからも。













距離でも回数でもない。










一度でも




心から触れ合うことができたなら





それこそが本当の瞬間。


















胸張って!




いばりん棒になるんじゃなくて。













胸張って!




猫背はいらないから。



















ただ






私は彼女が好きなだけだ。













それだけだ。













ただそれだけ。












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まっすぐ  













 キューピットの矢のように








 まっすぐ















 レーザーの光のように










 まっすぐ



















 まっすぐはとどく







 まっすぐは貫く







 まっすぐは飛び返る







 まっすぐはおわらない




















 赤んぼうの泣き声のように








 まっすぐ
















 玉突きの玉のように









 まっすぐ




















 まっすぐを生み出す力は






 まっすぐではない
















 曲がりくねり









 せめぎあっている












(詩・谷川俊太郎)























ある人が私を叱っても




別のある人が私を抱きしめてくれ










ある人が私を疑っても




別のある人は私を信じてくれていた。













これからも








やっぱり









今までどおり













まっすぐ。

















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朝のリレー  











 

カムチャツカの若者が




きりんの夢を見ているとき











メキシコの娘は



朝もやの中でバスを待っている











ニューヨークの少女が



ほほえみながら寝がえりをうつとき










ローマの少年は



柱頭を染める朝陽にウインクする
















この地球では




いつもどこかで朝がはじまっている

















ぼくらは朝をリレーするのだ



















経度から経度へと
















そうしていわば交替で地球を守る
















眠る前のひととき     







  耳をすますと









どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる


















それはあなたの送った朝を








誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ










(詩・谷川俊太郎)




















昨日、地元でお世話になった人の死を知った。




その日、




私は日本へ帰る友達のお別れ会で



お酒を飲み、食べ、笑っていた。




人が亡くなったというのに。











小さい頃、


いや、最近まで


死というものは


自分にとって特別なことだった。










だけど生きるにつれて


たくさんの死を目の当たりにするにつれて


死は特別なものじゃなくなっていき


生のすぐ隣にあるものとして


当然のこととして


自分の中に新しい世界を創った。















産まれたら死ぬ。
























そこに愛情があればあるだけ辛い。














だけど




永遠じゃないからこそ




そこに生きる醍醐味が生まれ




たくさん大切なことが生まれる。




























亡くなったその人は



お別れの時



「まるらしく生きていったらいいんよ」と言ってくれた。







その人はもういないけど





その言葉は私の中で永遠にすることができる。












今朝旅立った友達は




本番前、


「緊張する・・・」と言う私に


「大丈夫、大丈夫、」と言い、背中をさすってくれた。








その子はもうparisにはいないけど




その時のそのぬくもりは


私の中で永遠にできる。
















誰にもお別れはやってくる。









だけどそれを突き抜けて




出逢えたこと


語り合えたこと


笑いあえたこと。







そんなことだけは 自分の心の中でなら 永遠にできるから。











だから









泣いてもまた 歩いていける。













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