行雲流水  







テキサスの母親から荷物が届いた。




寒がりな私の為に





靴下12足、手編みの帽子、手袋、ブーツ、朝鮮人参紅茶(飲むのが恐い)・・・などなど。





大きなダンボールいっぱいに。














いつもいつも



手紙やら 何やらと せっせと送ってくれる。












そして




いつもいつも 






励ましてくれる。

















昔は



音楽やることに あれだけ反対だった人が





今は応援してくれる。



















見返りを期待しない 母親の愛情というのは 本当にすごい。













この愛情に何度救われただろう。

















最近、物忘れが多いようで





「アルツハイマーかもしれない」などと 恐いことを言う。













今、



世界で一番




私のことを愛してくれているのはこの母親で




きっとこの先もそれは変わらないと思う。















年に一度か



2年に一度しか会えない彼女は



見る度に白髪が増え



背中は まあるく そして小さく・・・



















毎回




会えた嬉しさと共に




何ともいえないせつなさが押し寄せる。



















自分のことだけを考えて 日本を飛び出してここまできたけど









彼女が元気なうちに




何か感謝の証を残せるような







そんなことが 音楽でできるように 。


















この2年間は私にとって 自分の為だけに費やした時間だった。






でもその2年間 母親は 私にたくさんの時間を費やしてくれた。


















ふっと母親を感じ








支えられていることの強さに 




涙が止まらなくなった。























立ち止まる瞬間。
















海が凪ぎ







風が凪ぐように













波風だっていた心が











凪いだ。













愛情は最高の薬。





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CNSM  







秋は足早に過ぎ去って



冬が見え隠れする今日この頃です。









とても嬉しい出来事がありました。








20日から学生のオケが9日間ぶっ続けで始まり



朝10hから休憩を挟みつつも夜まで毎日練習。




その後本番という何とも詰めつめのスケジュール。








でもでも




音楽漬けの毎日なんて 本当に幸せだなあと 内心ワクワクしていた。









そして昨日のレッスン時。



「yoko、オケ何番吹く?好きなの選んでいいよ」 と 先生。







ホルンは通常、4パートに分かれているので最低4人で吹きます。









楽譜を見てみると・・・








ナンですか?これ・・・




やけに難しい。





しかも



ど頭にホルンのソロ。(ホルンのソロから始まる・・・)











プレッシャーが人を育てる! と思っている私のはずなんですが・・・
  







弱虫な自分が顔を出し


ソロに挑戦したい気持ちを無視した私は


無難な2ndをチョイスしてしまいました。(残念な自分)











だがしかし



他の生徒はその楽譜を受け取らない。



なんでかなあ?



みんなで吹くんじゃないの?












と思った私は




「これ、他のホルンは誰なんですか?」






「ああ〜 他はパリのコンセルヴァトワールの子だよ」 と先生。






「は??」





「ええ?」






「のープロブレム」 と先生。








フランスで一番レベルの高い学校に通う子達と一緒に吹く・・・みたい。








一瞬吐くかと思いました。



たぶんめちゃくちゃ上手いよ彼ら・・・。







そして



ソロ取らなくて良かった〜〜〜 と安心してしまった自分が情けない・・・。














上手ければ ニコニコ笑顔で たくさん人が寄ってくる。



下手な人間は 見向きもされない。







当たり前なのかもしれないけど






露骨な世界。















見向きもされなかった一年目の私。










最近、少し世界が変わってきました。












真っ直ぐ





やり続けること。










下手だったけど






気持ちには真っ直ぐにきた。







ただそれだけだった。























もし 誰か 




上手く行かなくて悩んでることがあったり




暗闇のなか 手探りを繰り返している状況の人がいたら




ノックし続けることで 開くドアがあるってこと




時々 想い出してみてください。







私もまた 次のドアをノックしたいと思います。







merci tout le monde .



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か!!  


















明後日は入学試験。。。











の為














明日は 朝の9hから 伴奏との合わせ。















その学校は少し遠いので 早朝7h30には家を出ないといけない。














ということは













ヨガしたり ウォーミングUP する時間を考えると











5h30には起きないといけない。
















なのに

















現在午前2h30です。


















全ては 「蚊」  のせいです。















1cmの蚊 対 167cmの私。













なかなかシトメルことができず












時が空しく流れていきます。



















一体 この怒りを どこにぶつければいいんだ〜〜〜!!!!!























蚊だよ、 蚊・・・。













蚊に負けてんだ・・・。













蚊に翻弄されている 30才女性・・・。















悲しいすぎる。
















もう秋だよ。











私は今日、セーターも着ました。










もういいでしょ、寒いでしょ!十分でしょ!!












はあああああ













扁桃腺もヤバイっていうのにいいいいいいいい。













蚊のせいで 本番上手くいきませんでしたとか・・・












ずえ〜ったいヤダ〜〜〜〜。

















でもさああ














眠ろうとしたら












蚊が 私の耳元で 囁くんだも〜〜〜〜〜ん!!!!














せめて人間に囁いてほしいよ〜〜〜!!!

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殻  











踊ったり












歌ったり














教室中をぐるぐる動き回る Monsieur Daniel.















お代はいらないと無料でレッスンしてくれる。






















彼の精神の高さ。











情熱。

















帰りの電車の中





















涙が止まらなかった。



















演奏する度に 












感じていた 自分の中の殻。
















彼のお陰で













その殻にヒビが入った。



















こんなものを受け取ったら
















人は


















変わらずにいられなくなる。






















脱帽。





















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出発進行!  
















「あなた・・・ これ、 動いてるんじゃない?」


















「はい・・・ 降り遅れちゃいました・・・」














お見送りに駅まで行ったつもりが


荷物を載せている最中に電車が出発・・・。














そうです。





降り遅れました。電車から。














乗り遅れたんじゃなくてね。




















パスポートも無い。


所持金10ユーロ。


すっぴん+素足。
















「もうこのまま一緒に行きましょう」








ということで





31日から4日まで彼女のベルリンの家にお邪魔してきました。













電車の中から慌ててバイト先に電話し




「お前バカか!」 と言われ(その通り!)








ベルリンに行っても行く先々で



「この子、降り遅れちゃったのよ〜」 と紹介して頂き



皆さん失笑(自分も失笑!)














コート、バック、マフラー、靴下、靴、真っ白いパンツ・・・。




全て支給して頂いた旅となりました。













少しのドイツ語を覚え


親切なドイツ人に知り合い


美味しいドイツ料理を食べ













音楽をやる上で一度は行ってみたかったドイツを


こんな形で訪れられるとは


ラッキーとしか言いようがない。。。




















今日こそは バカな自分に乾杯!!























いつ何が起こるか本当に分からないですよ、皆さん!





パスポートは常に持ち歩きましょう!





なんていうのは大袈裟ですが






















いつでも旅に出られるように。







と思ったのも一瞬、







旅はもう始まっていて
















いつでも出発できるように。








と思ったのは束の間、







実はもう出発していた。




































生まれたときから 私達はもう出発していて









みんなもう旅の途中なんだよね。












そんなことに気付いた珍道中。














毎日が出発で






人はその日を旅してるんだ。











へこたれても




そんな気持ちで明日を迎えたいと思えた旅でした。











出発進行!!



















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tabibito  












初めて彼女と会った場所。




ちょうど2年前のこの時期。











テーブルと椅子が



あの時と同じセッティングになされていて 嬉しくなった。





















色々なことが起こって












前みたいに一緒に散歩したり





お茶したり





映画観て泣いたり・・・










そんなことができなくなってきて。





























淋しかった。















彼女に会おうと思うと常に誰かいる。












私は人に媚をうらないし




そおいう類の人間が苦手だ。













そんな私に








状況は





難しくて複雑だった。




























眠れない夜





私がフラッと訪れると




あくびをしながらお茶を淹れてくれた彼女。







ただ黙ってお茶を飲んで


おやすみなさいと言って帰った私。










何も聞かないで


温かいお茶を淹れてくれた あの温かさ。

















そんなことが私の支えだった。


































そんな彼女が出発する。


























相変わらずタバコを吸って








猫を撫でて








甘いものが好きで・・・



























最高に愛しい人だ。

















まるで私は




旅人の帰りを待つ




恋する乙女状態。















たとえ混沌とした世界でも




まっすぐに向き合っていたい。




これからも。













距離でも回数でもない。










一度でも




心から触れ合うことができたなら





それこそが本当の瞬間。


















胸張って!




いばりん棒になるんじゃなくて。













胸張って!




猫背はいらないから。



















ただ






私は彼女が好きなだけだ。













それだけだ。













ただそれだけ。












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まっすぐ  













 キューピットの矢のように








 まっすぐ















 レーザーの光のように










 まっすぐ



















 まっすぐはとどく







 まっすぐは貫く







 まっすぐは飛び返る







 まっすぐはおわらない




















 赤んぼうの泣き声のように








 まっすぐ
















 玉突きの玉のように









 まっすぐ




















 まっすぐを生み出す力は






 まっすぐではない
















 曲がりくねり









 せめぎあっている












(詩・谷川俊太郎)























ある人が私を叱っても




別のある人が私を抱きしめてくれ










ある人が私を疑っても




別のある人は私を信じてくれていた。













これからも








やっぱり









今までどおり













まっすぐ。

















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朝のリレー  











 

カムチャツカの若者が




きりんの夢を見ているとき











メキシコの娘は



朝もやの中でバスを待っている











ニューヨークの少女が



ほほえみながら寝がえりをうつとき










ローマの少年は



柱頭を染める朝陽にウインクする
















この地球では




いつもどこかで朝がはじまっている

















ぼくらは朝をリレーするのだ



















経度から経度へと
















そうしていわば交替で地球を守る
















眠る前のひととき     







  耳をすますと









どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる


















それはあなたの送った朝を








誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ










(詩・谷川俊太郎)




















昨日、地元でお世話になった人の死を知った。




その日、




私は日本へ帰る友達のお別れ会で



お酒を飲み、食べ、笑っていた。




人が亡くなったというのに。











小さい頃、


いや、最近まで


死というものは


自分にとって特別なことだった。










だけど生きるにつれて


たくさんの死を目の当たりにするにつれて


死は特別なものじゃなくなっていき


生のすぐ隣にあるものとして


当然のこととして


自分の中に新しい世界を創った。















産まれたら死ぬ。
























そこに愛情があればあるだけ辛い。














だけど




永遠じゃないからこそ




そこに生きる醍醐味が生まれ




たくさん大切なことが生まれる。




























亡くなったその人は



お別れの時



「まるらしく生きていったらいいんよ」と言ってくれた。







その人はもういないけど





その言葉は私の中で永遠にすることができる。












今朝旅立った友達は




本番前、


「緊張する・・・」と言う私に


「大丈夫、大丈夫、」と言い、背中をさすってくれた。








その子はもうparisにはいないけど




その時のそのぬくもりは


私の中で永遠にできる。
















誰にもお別れはやってくる。









だけどそれを突き抜けて




出逢えたこと


語り合えたこと


笑いあえたこと。







そんなことだけは 自分の心の中でなら 永遠にできるから。











だから









泣いてもまた 歩いていける。













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da rosa  






明日から da rosa というお店で働くことになりました。



まもるさんの紹介で 今日面接してもらえた。





ちゃんと良い働きをしないと



本契約にはならないんだからがんばらなきゃ。







しかも明日は土曜日でしょ。




普通にお客さん多い日でしょ。




なんでそんな日にスタートなんでしょ。。。





















少しナーバスになりそうなところを無視して





今からフランス語勉強します。












それにしても





紹介してくれたマモルさんに感謝です。









縁は大事にしたいもだ。
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またまた試験  










迷ったあげく




新しい学校を受験することにしました。









いつかの日記に書いた


Daniel CATALANOTTIさんがいる学校。













この間、レッスンして頂いた。










もう60歳近いというのに



私の真正面に立ちはだかり



真正面から向かってきて



そしてナオカツ迎え入れてくれる姿勢。













彼の情熱に感動した。













私が「出来ない」と言っても





「出来る!」と言ってやらせ






そうすると



出来てしまったりして。

















不思議だった。
















出来ないと思い込んでいるのは自分で



自分をダメにしているのも自分・・・。











まだまだストッパーを外せていない私に気付く。


















生活費を稼ぎながらの学校2つ。





考えるとちょっと恐い・・・。笑









でも、



彼に師事したいし、



今まで教えて下さった先生にもまだ学びたいことがある。










縁というチャンスをもらったからには




活かさなきゃ〜




という甘い考え?で行ってみようと思います。










知らぬが仏。









もう迷わない。



























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